慰安婦女性ら 名誉毀損で日本人男性告訴

2015年05月22日 16:55

旧日本軍の慰安婦にされた韓国の被害者(피해자)が共同生活する施設「ナヌムの家(나눔의 집)」(京畿道広州市)に被害者を侮辱する少女像の模型などが送られてきた問題で、同施設に暮らす10人が21日、名誉毀損명예훼손などの疑いで日本人男性、鈴木信行(스즈키 노부유키)氏をソウル中央地検に告訴した。鈴木氏は小包の差出人。ナヌムの家の安信権(アン・シングォン:안신권)所長、日本軍慰安婦歴史館、国際平和人権センターの活動家らも同日、告発状を提出した。安所長は「日本に住む当事者・鈴木氏の身柄を確保できないため法的実効性はないが、被害女性らを侮辱した犯罪行為を記録として残し、国際社会に訴えるため法的対応を取った」と述べた。