平均ソウル5日間滞在で24万円支出
2014年01月25日 18:09
「韓流」人気が続いていることもあって、昨年ソウルを訪れた外国人観光客は1000万人を突破した。これは、ソウル市が23日「2013年にソウルを訪れた外国人観光客は1004万人だった」と発表して明らかになったもの。12年は919万人だったため、1年で100万人以上増えたことになる。また、昨年韓国を訪問した外国人観光客1217万5550人のうち、約80%がソウルを訪れていた。ソウル市が外国人観光客2626人を対象に行った「2013年ソウル訪問外来観光客の実態調査」によると、どの国の観光客にも断然人気があったのは明洞だった。観光客は「明洞の魅力は『人』にある」と口をそろえる。外国人観光客が最も多く訪れたソウルの観光スポットは1位明洞、2位東大門市場、3位光化門・4位南大門市場、5位仁寺洞で、ベスト5までは全て漢江の北側の江北地域にある。だが、12年に歌手PSY(サイ)の歌「江南スタイル」が世界的に大ヒットしたことから、江南駅一帯を楽しもうという若い外国人観光客も急速に増えている。昨年韓国を訪れた外国人観光客は韓国に平均6.8日間滞在、そのほとんどの日数(5.3日)をソウルで過ごしていたことも分かった。ソウルを初めて訪問した中国人観光客は73.7%、日本人観光客は28.9%で、ソウル訪問回数の平均は中国人1.7回、日本人8.4回だった。観光客が旅行期間中に使った金額は平均245万ウォン(約24万円)で、12年の227万ウォン(約22万円)より7.9%増えた。日本人観光客は主に食料品を、中国人観光客は化粧品を、東南アジアからの観光客は衣類を最も多く購入していた。