尹東柱文学館 国家の顕忠施設に

2015年11月26日 21:18

ソウル・鍾路区は24日、区内にある尹東柱(ユン・ドンジュ)文学館(윤동주 문학관)が国家報勲処の顕忠施設(현충 시설)に指定されたと明らかにした。同館は国民的詩人・尹東柱(윤동주:1917~1945年)の記念館。尹東柱(윤동주)は日本に留学し同志社大に在籍中、ハングルで詩をつくったとして治安維持法違反の疑いで逮捕され、1945年2月16日に福岡刑務所で獄死した。尹東柱(윤동주)が学生時代に同区内に下宿していたこともあり、2012年7月に水道加圧場の跡地を利用して同館は開館した。写真や原稿、関連する映像物など133点が展示されている。顕忠施設に指定されたことで、施設の改修や補修、顕忠施設であることを示す案内板の設置にかかる費用の一部が国費から支給される。