小中高生がなりたい職業トップは「教師」
韓国の小中高生が将来なりたい職業のトップは「教師(교사)」であることが20日、教育部が公表した進路教育現況調査の結果で分かった。同調査は2007年から毎年実施されている。今年の調査は小中高校1196校の児童と生徒、保護者、教師(교사)の計4万8739人を対象に6月22日~7月29日にインターネット上で行われた。調査結果によると、将来なりたい職業は、小学生は教師(교사)が最も多く、スポーツ選手(운동선수)、医師(의사)、調理師(요리사)、警察官(경찰)、法曹人(법조인、判事、検事、弁護士)が後に続いた。中学生は教師(교사)、警察官(경찰)、医師(의사)、スポーツ選手(운동선수)、軍人(군인)、高校生は教師(교사)、看護師(간호사)、生命科学分野の学者・研究員(생명·자연과학자 및 연구원)、警察官(경찰)、軍人(군인)の順だった。教師(교사)が1位になったのは07年、12年に続き3度目。医師의사と法曹人법조인は依然上位を占めているが、これらの職業を望む児童・生徒の割合は減少している。また、07年は上位10位以内に入らなかった「生命科学分野の学者・研究員(생명·자연과학자 및 연구원)」と「情報システム・セキュリティー専門家(정보시스템 및 보안전문가)」はそれぞれ中学生の7、8位、高校生の3、6位に入った。同部関係者は「未来の科学技術に対する関心が高まったことが影響を与えたとみられる」と説明した。何によってなりたい職業について知ったかの問いでは、「マスメディア(대중매체)」との回答が、小学生24.7%、中学生27.1%、高校生21.7%で最も多く、次いで「両親(부모님)」(小学生26.3%、中学生22.9%、高校生20.5%)の順だった。