安倍首相と朴大統領が歓談

2015年03月29日 23:10

韓国の朴槿恵(パク・クネ:박근혜)大統領は29日、シンガポール(싱가포르)で行われたリー・クアンユー(리콴유)初代首相の国葬(국장)に参列した後、安倍晋三(아베 신조)首相と立ち話をし、21日に開かれた韓国と日本、中国による3カ国外相会談に関し「会談で合意した通り、今後必要な措置を取っていこう」と述べた。これに対し、安倍首相は韓国側が同外相会談を主催したことに謝意を示し、議長国としての役割を果たしたことを評価した。青瓦台(大統領府)の閔庚旭(ミン・ギョンウク:민경욱)報道官が伝えた。約3年ぶりに開かれた外相会談では3カ国の協力関係回復に向け努力することで合意。3カ国首脳会談については「最も早期で都合の良い時期」に開くよう努力することで一致した。両首脳が会うのは昨年11月以来、約4カ月ぶり。葬儀前には接触できなかったが、葬儀後のレセプション会場で安倍首相が朴大統領に近づき、歓談したという。