大邱の寿城池を造った水崎林太郎を追悼
2015年04月11日 18:07
韓国・大邱市で10日、寿城池수성못の築造に尽力した日本人、水崎林太郎(미즈사키 린타로、1868~1939年)の追悼式が営まれた。民間団体の韓日親善交流会(한일친선교류회)が主管した追悼式には別所浩郎(벳쇼 고로)駐韓日本大使(주한 일본 대사)、細江茂光(호소에 시게미츠)岐阜市長(기후시장)、同交流会の李東根(イ・ドングン:이동근)会長らが出席した。岐阜県出身の水崎林太郎(미즈사키 린타로)は、韓国が日本の統治下にあった1915年、開拓農民として大邱市に渡った。農業用水の枯渇を解決しようと水利組合(수리조합)を設立し、朝鮮総督府(조선총독부)から支援を受け1927年4月、寿城池(수성못)を完工した。池の築造には10年の歳月がかかった。1939年に亡くなるまで寿城池(수성못)の管理人を務めた。遺言により寿城池(수성못)が見渡せる山に埋葬された。