大田で雪、大邱でも最も遅い雪の記録
2013年04月21日 20:51
日本では季節外れの寒波がやってきて、ここ2、3日は3月中旬の気候に逆戻りしているが、二十四節気の穀雨に当たる20日、韓国大田(テジョン:대전)地方に雨ではなく雪が降った。これは何も、2005年に公開された裴勇俊(ペヨンジュン:배용준)さん主演の韓国映画「4月の雪」(외출)の事ではない。4月中旬に大田地域に雪が降ったのは1977年4月18日以来36年ぶりとなる。この日は全国のほとんどの地方で雨が降ったが、忠清道(チュンチョンド:충청도)内陸地域と江原道(カンウォンド:강원도)、慶尚北道(キョンサンブクド:경상북도)の山間地域では雪が降った。大邱(テグ:대구)の八公山(パルゴンサン:팔공산)では1961年の気象観測開始から52年間で最も遅い雪という記録が打ち立てられると予想した。大田市内では多くの市民が傘を差して歩いていた。穀雨とは田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降る頃というが、穀物の成長を助ける雨ではなく、成長を妨げる雪ではないだろうか?