外国人が選ぶソウル市3大政策 楽しい夜市がトップ
2016年08月12日 23:42
ソウル市は12日、外国人を対象に実施した「グローバル市民が選定するソウル市3大政策(외국인이 가장 관심있는 정책 TOP3)」の投票で、「ソウルパムトッケビナイトマーケット(밤도때비 야시장)」がトップに選ばれたと発表した。「パム(밤)」は夜、「トッケビ(도때비)」はお化けを意味する韓国語。投票は先月26日から今月4日までソウル市のホームページで行われた。30の政策の中から、1人当たり三つの政策を選択した。62カ国・地域の1173人(海外在住者1006人、韓国在住者が167人)が参加した。職業別では、観光業・ジャーナリスト(관광서 및 언론인)が112人、研究者・学生(학계 및 학생)が347人、会社員(일반 회사원)が414人、その他(기타)が300人。投票の結果、253票を獲得した「ソウルパムトッケビナイトマーケット(밤도때비 야시장)」がトップを占めた。10月末まで毎週金、土曜日の夜に開かれるこのナイトマーケットは、3月からソウルの汝矣島漢江公園(의도한강공원)で始まり、5月に東大門デザインプラザ(동대문디자인플라자)、7月に木洞運動場と開催場所も増えた。清渓広場でも不定期で開催される。会場にはフードトラックやアイデア商品を販売する店などが並ぶ。2位には市民の声に迅速に対応するため複数あった苦情・提案受付窓口を統廃合したオンライン苦情・提案統合管理システム「応答所(응답소)」(239票)が、3位にはソウル駅の高架道路の公園化事業「ソウル駅7017プロジェクト(서울역 7017 프로젝트)」(215票)がそれぞれ入った。