外国人から見たソウル生活の満足度
2015年05月24日 23:19
ソウルで生活する外国人(서울 거주 외국인)の満足度は中国人(중국인)が最も高く、日本人(일본인)が最も低いことが24日、分かった。ソウル市の研究機関、ソウル研究院(서울연구원)が市内に住む外国人2500人を対象に昨年10月に実施した調査結果を発表した。調査結果によると、生活の質(삶의 질)に対する満足度(100点満点)は平均69.7点だった。住居環境の満足度が76.0点で最高だった。公共交通や大気環境などを高く評価したとみられる。続いて、社会安全(도시안전)(74.4点)、社会環境(사회환경)(71.7点)、教育環境(교육환경)(69.7点)などの順だった。意思疎通の満足度(의사소통 만족도)は61.7点だった。国籍別では中国人(중국인)が73.4点で最も高かった。日本人(일본인)は56.7点にとどまり、平均を大きく下回った。欧米人などは平均水準だった。外国人が感じるソウルの物価は高い水準だった。出身国の物価を100とした場合、ソウルは平均で132.3%だった。ベトナム(베트남)(155.9%)などアジア出身の外国人がソウルの物価水準が高いと指摘した。欧州圏(유럽권)(101%)などの出身者は自国とソウルの物価水準がほぼ同じだと回答した。