在外同胞の影響力高め平和統一
2016年09月22日 19:19
韓国外交部傘下の在外同胞財団(재외동포재단)の朱鉄基(ジュ・チョルギ:주철기)理事長は22日、「海外で活躍する同胞は韓民族の資産であり、同胞の力を向上させ朝鮮半島の平和統一実現を早める方策を模索すべきだ(해외를 누비는 동포는 한민족의 자산이며 이들의 역량을 키워 한반도 평화통일을 앞당기는 방안을 모색해야 한다)」との考えを示した。ソウル市内で開いた記者懇談会で述べた。朱氏は、「720万人に上る在外同胞が各国で影響力を高めている(720만 명에 달하는 동포가 각국에서 영향력을 키우고 있다)」とした上で、「同胞のネットワークを強化すれば、同胞も母国の平和統一に直接・間接的な影響を与えることができる(이들의 네트워크를 강화하면 동포들도 모국의 평화통일에 직간접적인 영향을 미칠 수 있을 것이다)」と語った。同財団は今月から来月にかけて在外同胞が参加する行事を開催する。27~29日に済州島で韓国系の経済人や韓国の企業関係者が一堂に会する「第15回世界韓商大会(제15차 세계한상대회)」を皮切りに、来月はソウルで4~7日に在外韓国人団体の会長や幹部が出席する「2016世界韓人会長大会(2016 세계한인회장대회)」を、17~21日に25~45歳の在外同胞を対象とする「2016世界韓人次世代大会(2016 세계한인차세대대회)」をそれぞれ開く。朱氏はこれらの行事について「在外同胞の重要性を国内に広める機会になる(이들 행사는 국내에 동포의 중요성을 널리 알릴 기회도 될 것이다)」と説明した。