南北の離散家族が60余年ぶり再会

2014年02月20日 18:48

朝鮮戦争などによって南北に生き別れた家族が、約60年ぶりに再会を果たした。韓国と北朝鮮の離散家族再会行事は20日午後、北朝鮮の金剛山で始まった。韓国の再会対象者82人と同伴の家族58人は同日午前に江原道・束草を出発し、南北出入事務所での手続きを経て、会場の金剛山ホテルに到着。午後3時から北朝鮮から参加した178人と再会した。午後7時からは北朝鮮側が主催する歓迎夕食会が開かれる。21日に個別、団体再会と昼食会、22日には別れの時間がある。南北の家族は3日間で計6回、一緒に時間を過ごすことになる。南北離散家族の再会は3年4カ月ぶり。25日まで、2回に分けて行われる。2325日も同じ日程で北朝鮮の再会対象者88人が韓国の家族361人と会う。高齢者が多いことから、韓国側は医療チームや救急車を待機させている。