北海道の視察団が江原道でカジノ見学
2014年04月28日 19:19
国北東部の複合型リゾート施設、江原ランド(강원랜드)は28日、北海道の視察団홋카이도 시찰단がカジノ(카지노)やリゾート施設(리조트 시설)、ギャンブル依存症を予防・治療する中毒管理センター(중독관리센터)などを見学して日本に帰国したと発表した。1990年代には韓国の炭鉱地域の再開発モデルであった北海道から、江原の廃坑地域の開発過程を学ぶための使節団が訪れたことで話題となっている。同視察団は道議会(도의회)、観光振興機構(관광진흥기구)、釧路市、小樽市、苫小牧市の関係者など24人で構成された。今回の江原ランド(강원랜드)訪問により、複合リゾート開発過程、周辺地域の成長政策、ギャンブル依存症の予防方法などを集中的に見学したという。約20年前、北海道は、江原道の太白や旌善など炭鉱地域のモデル地域だった。「沈滞した炭鉱地域を高原観光地帯に脱皮させる」という江原道炭鉱地域総合開発計画は、北海道の炭鉱都市として知られる夕張市がモデルだった。炭鉱地域の開発計画が構想されていた1990年代初め、地方自治体、地方議会、市民団体などが「炭鉱から観光へ(탄광에서 관광으로)」という流れを学ぶために、先を争って夕張市を訪問した。しかし炭鉱都市から観光都市への転換に成功したかに見えた夕張市は、観光事業に対する過剰投資とそれに伴う財政赤字のため、2006年6月に財政破綻した。 釧路、小樽、苫小牧市も観光産業の衰退や人口減少など地域経済を再生するため、カジノ誘致に名乗りを上げている。
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