仁川アジア大会選手村で開村式

2014年09月12日 23:04

仁川アジア大会(인천아시아경기대회)(19日開幕)の期間中、45カ国・地域の選手たちが滞在する選手村が正式にオープンした。大会組織委員会(대회 조직위)は12日、仁川市内の選手村で金栄秀(キム・ヨンス:김영수)大会組織委員長や金鍾徳(キム・ジョンドク:김종덕)文化体育観光部長官(문화체육관광부장관)が出席する中、開村式を行った。選手村は同市南洞区に位置する新築マンションの2220戸を活用し、最大1万5000人の受け入れが可能だ。村内には選手サービスセンターや九つの診療科の救急室を備えた医療センター、フィットネスセンター、警察署、24時間営業の食堂、公園、宗教施設などがある。開村式前に入村したインドネシアやベトナム、オマーンなどの選手団が建物の外に国旗を掲げ、大会開幕に向け雰囲気を盛り上げた。前日に入村した北朝鮮選手団は窓の外に人共旗(北朝鮮国旗)を掲げ注目を集めた。多文化家庭(国際結婚、移民者の家庭)の子どもたちによる合唱団の公演や大会のPR映像上映で始まった開村式は、李エリサ村長の開村宣言に続き旗手団が大会旗を掲揚しフィナーレを迎えた。開村式後には取材陣に選手サービスセンターや病院などの付帯施設が公開された。