仁川アジア大会 メインスタジアムが竣工
2014年05月07日 19:21
今年9月に開幕する仁川アジア大会(인천 아시아경기대회)のメインスタジアム(메인 스타디움)が着工から3年、完工した。仁川市は7日、西区のメインスタジアム(주경기장)で竣工式を開き、一般市民に同スタジアムを公開した。行事には韓国与党セヌリ党代表(새누리당 대표)の黄祐呂(ファン・ウヨ:황우여)国会議員や宋永吉(ソン・ヨンギル:송영길)仁川市長の他、国会議員、市民など約5000人が参加した。同市はセウォル号の沈没事故(세월호 침몰 사고)に配慮し、祝賀イベントを行わず、記念式典を中心に簡素に竣工式を行った。沈没事故の犠牲者に対し黙とうを捧げた後、競技場ツアー(경기장 투어)、除幕式(제막식)、記念植樹(기념식수)、テープカット(테이프커팅)の順で進行された。メインスタジアム(주경기장)は新設する必要性の是非をめぐる論議や建設費の問題などで計画段階から迂余曲折を経て、国費1326億ウォン(約132億円)など総額4900億ウォンを投じて先月末に竣工した。延べ面積11万3620平方メートル、観覧席6万1944席の同スタジアムでは開閉会式(개·폐막식)、陸上競技(육상 경기)、クリケット競技(크리켓 경기)が行われる予定。