九州オルレで韓国料理交流イベント
2014年02月19日 19:00
社団法人・済州オルレ(사단법인 제주올레)は19日、済州島の人気トレッキングコース「済州オルレ(제주올레)」の九州版「九州オルレ(규슈올레)」のコースになっている上天草市を訪れ、韓国の伝統的食文化を伝える交流行事を行ったと明らかにした。13日から2日間にわたり開かれた今回の行事には天草四郎観光協会(아마쿠사시로 관광협회)の招きにより済州オルレ(제주올레)の徐明淑(서명숙:ソ・ミョンスク)理事長が参加した。行事に参加した上天草市の住民は準備してきた粉トウガラシなどを使い、済州の料理人が伝授する調理法によりキムチ(김치)やチヂミ(부침개)を作って味わった。今回の行事は昨年6月に天草四郎観光協会の千原光明会長が済州島を訪問し、済州オルレ(제주올레)のコース周辺の住民にかまぼこ(어묵)などの料理を伝えたことに対する返礼の意味で開かれた。済州オルレ(제주올레)と九州観光推進機構は2011年8月に業務提携を結び、オルレの造成と運営方式を共有することで合意した。九州オルレ(규슈올레)は2012年2月にコースを開設。現在は10コースが運営されていて、年間約1万4000人がトレッキングを楽しんでいる。