ロッテのお家騒動で 創業者の妻が韓国入り
2015年07月31日 17:29
ロッテグループ創業者(롯데 그룹 창업자)の辛格浩(シン・ギョクホ:신격호、日本名:重光武雄:시게미츠 타케오)氏の長男、辛東主(シン・ドンジュ:신 동주、日本名:重光宏之:시게미츠 히로유키)元ロッテホールディングス(롯데 홀딩스 :HD、本社・東京)副会長と次男である辛東彬(シン・ドンビン:신동빈、日本名:重光昭夫:시게미츠 아키오)ロッテHD副会長が経営権をめぐり対立している問題で、格浩(격호)氏の妻の重光初子(시게미츠 하츠코)氏が30日午後、金浦国際空港経由で韓国入りしたもようだ。現在、東彬동빈氏を除く格浩(격호)氏、東主(동주)氏が韓国に戻っており、間もなくオーナー一族の「家族会議:가족 회의」が開かれるとの見方が出ている。ロッテHD副会長を1月に解任された東主(동주)氏は27日、父親らと共に韓国から東京へ飛び、ロッテ本社で東彬(동빈)氏を含む取締役の解任を言い渡した。これを受けロッテHDは翌28日に取締役会を開き、解任を無効とした上で、格浩(격호)氏が代表権を外れ、会長から名誉会長に退く人事を決めた。