ノーベル物理学賞を日本人が受賞

2014年10月10日 17:50

2014年のノーベル物理学賞(노벨 물리학상)は名城大学の赤崎勇(아카사키 이사무)教授(85)、名古屋大学(나고야대)の天野浩(아카사키 이사무)教授(54)、米カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UC샌타바버라대)の中村修二(나카무라 슈지)教授(60)の3氏に贈られた。3氏は明るく省エネ効果が高い白色光源の開発を可能にした青色発光ダイオード(LED)を開発した日本人科学者たちだ。韓国人学者らは、同賞を選定したスウェーデン王立科学アカデミーの決定について「予想されたこと」しながらも、業績貢献度の面では中村教授の功績をより高く評価している。ソウル大学物理学科のパク・ヨンウ(박영우)教授は「照明分野のパラダイムを変えた発明で、業績の功労はとてつもなく大きい。特に中村教授は大学教授として招聘された時からノーベル賞(노벨상)受賞に値する人物と言われていた」と語った。西江大学物理学科のチョン・ヒョンシク(정형식)教授は「中村教授とほかの2教授はほぼ同時期に青色LEDを研究したことで競い合うようにして関連分野の発展を助けた。物理学に基盤を置いたテクノロジーの人類に対する貢献度を考えると、十分ノーベル賞(노벨상)受賞に値する」と述べた。