チョー・ヨンピル 「アジアの代表的慈善家」 キム・ヨナは 障害児童に寄付
2013年05月30日 23:06
韓国人歌手のチョー・ヨンピル(조용필)が、米経済誌フォーブスから「アジアを代表する慈善活動家ヒーロー48人」に選ばれた。フォーブス・アジア版(電子版)が30日までに発表した。 チョーさんは2003年に妻を心臓発作で亡くした後、心臓病の子どもたちの支援を始めた。公演収入から550万ドル(約5億5000万円)、所属プロダクションの配当金や妻の遺産200万ドルも寄付したという。2009年には経済的に恵まれない学生に奨学金を支給するための財団も設立した。 フォーブスはチョーさんの音楽活動にも言及。今年4月にリリースした10年ぶりのアルバムが、音楽チャートで人気歌手PSY(サイ)を抜いて首位に立ったと紹介した。 韓国からはほかに、大学学長や財界関係者、元議員も選ばれた。
一方、ユニセフ親善大使の“フィギュア・クイーン”キム・ヨナ(김연아)選手(23)が、障害児童のために1000万ウォン(約89万円)を寄付した。 ユニセフ韓国委員会は「キム・ヨナ選手が釜山金井区(プサン・クムジョング)の障害児童のために1000万ウォンの基金を寄付した。この基金は30日釜山金井区庁で開かれる世界児童現況報告書発表会で障害児童に渡される」と明らかにした。