ソウル中心部に韓国文化体験施設が開館

2016年04月18日 21:14

韓国観光公社(한국관광공사)は18日、ソウル市中区の文化創造ベンチャー団地にオープンした観光と食文化の情報を提供する「K‐スタイル・ハブ(케이스타일 허브)」をマスコミに公開するイベントを開催した。この施設は展示、体験、購入などを網羅した空間で、韓国の観光情報、食文化の過去・現在・未来を体験できる。同公社は「K‐スタイル・ハブ(케이스타일 허브)はこれまでの情報提供を中心とした観光案内から脱却し韓国の文化・料理・伝統を気軽に体験できる場所」としながら、韓国観光の拠点になると説明した。2階の観光案内センター(관광안내센터)と、3~5階の農林畜産食品部(농림축산식품부)と韓食財団(한식재단)が運営する韓食文化館(한식문화관)で構成されている。観光案内センター(관광안내센터)には医療観光ゾーンが設けられ、外国人医療観光客に対する相談サービスが提供される。イスラム教の医療観光客が多い点を踏まえ、礼拝施設も設置された。3階の韓食展示館(한식전시관)では韓国料理に対する理解を深めるため四季の料理や風俗、発酵貯蔵などに関するコンテンツを展示し、韓国料理の知恵や工夫を紹介する。また、4階の韓食体験館(한식체험관)ではさまざまな韓国料理を調理・試食できる。5階のアートマーケット館(아트마켓관)では韓国文化商品や韓国中小企業の約600の商品を展示・販売している。韓食展示館(한식전시관)、韓食体験館(한식체험관)、アートマーケット館(아트마켓관)は午前10時から午後6時まで開館し、毎週火曜日は休館日となる。同公社は年間40万人の訪問を見込んでいる。

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