中部地方で12日連続の雨 南部地方は猛暑
2013年07月19日 17:47
今月7日に韓国南部地方にあった梅雨前線が北上して以来、ソウルなど中部地方に雨が降り続いている。韓国気象庁によると、ソウルでは7日から18日まで12日連続で雨が降った。梅雨の連続降雨日数としては2000年以降で2番目の長さだ。また、北太平洋高気圧が南部地方に強く張り出したため、南部では7月の平均降水日数が7.8日にすぎなかった。今月1日から18日までの中部地方の平均降水量は279.2ミリで、平年(184.3ミリ)に比べ44.0%多かったが、南部地方は平年(177.2ミリ)より2.5%多い181.9ミリで、中部地方に比較すれば雨が少なかった。特に済州道は11.1ミリと平年(192.8ミリ)の5.2%にとどまった。平年に比べ強い勢力を維持している北太平洋高気圧の縁を回り暖かく湿った空気が朝鮮半島上空に流れ込んでいる上、日光による地面の熱が加わり、近ごろ南部地方を中心に猛暑が続いた。夜の最低気温が25度以上の熱帯夜は、先月1日から今月18日にかけ全国で125回発生した。同期間の比較では2000年以降で最も多い。また、南部地方では同期間に最高気温が33度以上の猛暑が99回も発生した。