ソウルで世界韓国語スピーチ大会

2016年05月12日 18:51

外国人を対象とした「第19回世界外国人韓国語スピーチ大会(제19회 세계 외국인 한국어 말하기 대회)」が12日、ソウルの慶熙大(경희대학교 서울캠퍼스)で開催された。同大国際教育院(경희대 국제교육원)と聯合ニュース(연합뉴스)の主催で開催された今大会には43カ国・地域から1325人が応募した。この日の本選では予選を突破した17人が「韓国に願う!(한국에 바란다!)」「韓国文化体験(한국 문화 체험)」をテーマに韓国語でスピーチを披露した。ほとんどが韓国に留学中の外国人だが、韓国の法律事務所に勤務する弁護士や、この日のために日本から来た大学生もいた。聯合ニュースの朴魯晃(パク・ノファン:박노황)社長は代読されたあいさつで「韓国を『第二の故郷』に選び、韓国文化を身をもって体験する皆さんは既に韓国が誇る友人だ。これからも母国と韓国の橋渡しをしながら国際友好と平和に寄与してほしい(한국을 '제2의 고향'으로 선택해 한국 문화를 몸소 체험하고 있는 여러분은 이미 대한민국의 자랑스러운 친구다. 앞으로도 모국과 한국 간 가교 역할을 하면서 국제 우호와 평화에 기여해주기를 바란다)」と述べた。同大会はハングルを制定した朝鮮王朝第4代王、世宗大王の生誕600周年(세종대왕 탄신 600주년:1997年)を記念し1998年に始まり、毎年1000人以上が参加する世界最大規模の韓国語スピーチ大会(세계 최대 규모의 한국어 말하기 대회)となった。