『その冬、風が吹く』、日本で韓流を再燃

2013年09月17日 18:44

SBS(ソウル放送)のドラマ『その冬、風が吹く(그 겨울, 바람이 분다)』の日本での視聴率が急上昇の勢いを見せている。この雰囲気を維持していくとすれば、第2の『冬のソナタ』になる兆しだ。先月30日に日本の地上波テレビTBSで初放送された『その冬、風が吹く』は、今月13日の放送で自己最高視聴率の4.3%を記録した。第1話を視聴率3.7%でスタートさせて、その後は着実に上昇曲線を描きながら自己最高視聴率を塗り替えている。 反韓流の余波を受け、日本の放送局が韓国ドラマの放映自体を見合わせている雰囲気のなか、『その冬、風が吹く』の人気は注視する価値がある。業界では「『その冬、風が吹く』が日本原作ドラマ(TBSドラマ「愛なんていらねえよ、夏」)ということで拒否感なく日本放送局に輸出された。チョ・インソン(조인성)-ソン・へギョ(송혜교)に対する現地の反応は良く、視聴率の推移を見守る価値はある」と説明した。製作会社によれば『その冬、風が吹く』は日本エージェントに1話当たり22万ドルで販売された。全16話で契約が結ばれたことから、合計352万ドルを稼いだことになる。『その冬、風が吹く』の海外事業を受け持っているゴールデン・サム・ピクチャーズ関係者は「日本国内の韓流が弱まった状況でおさめた成果なので一層貴重だ。過去には1話当たり20万ドルに迫った韓国ドラマの版権が、最近では10万ドルにも及ばない」とし「このような状況で『その冬、風が吹く』が日本の地上波に登場し、魔の4%台を越えたことは注目に値する成果だ」と言っている。「ドラマ『冬のソナタ』は、序盤で勢いに乗ることに成功してからは再放送が重なって人気が急上昇した。『その冬、風が吹く』もこのような傾向を見せている」とも話した。『その冬、風が吹く』の主役、チョ・インソンとソン・へギョ、キム・ボム(김범)、チョン・ウンジ(정은지)に対する日本国内の関心も熱い。特にチョ・インソンとキム・ボムは『その冬、風が吹く』の日本放送に先立ち、6月に東京渋谷の公演会場でおよそ2000人のファンと交流した。放送開始後は主演俳優に対する日本ファンの関心度が徐々に高まっている。一方『その冬、風が吹く』は、今月の放映終了後、11月末の日本プロモーションに合わせて再放送を始める計画だ。