「燃灯祝祭2013」5月10日(金)から12日(日)まで開催

2013年05月01日 20:22

韓国では旧暦の4月8日がお釈迦様の誕生日である。今年は5月17日である。そのお祝いに先立ち「燃灯祝祭2013(연등 축제:ヨンドゥンチュクチェ)」が5月10日(金)から12日(日)まで開催される。仏教では暗闇を照らす「提灯」は、世界を明るくする「知恵」に由来し、「提灯」はお釈迦様を尊ぶ、重要な儀式のひとつである。現在の燃灯祝祭は、仏教信徒だけでなく観光客も一緒に参加でき、海外からも参加する人も増えている。4月23日の夜には、光化門広場(광화문 광장)で点灯式が行われ、祝祭がスタートした。今年は5月10日に清渓川(청계천:チョンゲチョン)や曹渓寺(조계사:チョゲサ)、奉恩寺(봉은사:ポンウンサ)一帯で開かれる「伝統提灯展示会전통제등 전시회」で本格的に祝祭がスタートし、5月11日の夜に行われる「燃灯行列(연등 행렬)」では、蓮の花や塔、ゾウ、龍などの様々な形をした大型提灯と、10万個あまりもの提灯の光が鐘路の通りに列を成して歩き、美しい提灯を数多く見ることができる。 曹渓寺前で開催される伝統文化の広場では、仏教文化をはじめとして韓国の伝統文化を体験できるイベントがあり、100個余りのブースが設置され、尼の茶道試演や、お辞儀の試演などが披露される予定。また、お釈迦様の絵を描いたり、座禅をしたり、精進料理を味わってみたり、金粉で写経をするなどの様々な体験プログラムが楽しめる。特に、それぞれの願い事を込めたキャラクター提灯や蓮の花提灯、八角提灯など様々な形の提灯を作ってみることのできる「蓮の花提灯作り」や、外国人が参加することのできる「伝統提灯作り」では、オリジナルの提灯を作ることができる。