「嫌われる勇気」(岸見一郎著)が韓国でベストセラー

2015年02月21日 14:57

人生とは自ら選択するものだ。日本の哲学者・岸見一郎氏(기시미 이치로)がアドラー(1870-1937)心理学(아들러 심리학)を分かりやすく解説した『嫌われる勇気(미움받을 용기)―自己啓発の源流「アドラー(아들러)」の教え』が教保文庫の総合2位にランクインした。「あなたが不幸な理由は環境や能力のせいではなく、ただ勇気が足りないから」というストレートな表現が幅広く受け入れられたようだ。不幸の源泉は無条件の肯定やヒーリング(癒やし)に対する反作用にある、という見方をこの本は投げ掛けてくる。ここ2カ月で8万部が売れた。