「太陽の末裔」ロケ地の米軍基地跡 予約なしで訪問可

2016年06月28日 17:37

韓国で大ヒットしたドラマ「太陽の末裔(태양의 후예)」(原題)のロケが行われた韓国北部・京畿道坡州市のキャンプ・グリーブス(캠프 그리브스)が「安保観光地(안보관광지)」に指定された。京畿道は28日、韓国陸軍第1師団と23日「キャンプ・グリーブス(캠프 그리브스)における安保観光事業運営に関する協約」を締結し、同地の一部を安保観光地(안보관광지)として運営することになったと明らかにした。2018年までに展示、文化、体験施設を造成する計画だ。南北軍事境界線がある非武装地帯(DMZ)から2キロほどしか離れていないキャンプ・グリーブス(캠프 그리브스)は1953年から2004年まで米軍基地として使われ、07年に韓国政府に返還された。8月からは、臨津閣のチケット売り場でチケットを購入すれば、予約なしで1日3000人までキャンプ・グリーブス(캠프 그리브스)に出入りできる。キャンプ・グリーブス(캠프 그리브스)は民間人出入統制線内にあるため、これまでは訪問の2~3日前までに予約しなければならず、出入りできる人数も1日250人に限られていた。