韓日議連会長が安倍首相に朴大統領メッセージ伝達
2016年01月14日 16:48
韓国の超党派の国会議員でつくる韓日議員連盟(한일의원연맹)の会長、与党セヌリ党(
새누리당)の徐清源(ソ・チョンウォン:서청원)最高委員(최고위원)は13日、安倍晋三(아베 신조)首相と官邸で会談し、朴槿恵(パク・クネ:박근혜)大統領の口頭メッセージを伝えた。徐氏によると、朴大統領(박 대통령)はメッセージで、旧日本軍の慰安婦問題をめぐる両国の合意について、「両国関係の好循環的な発展に寄与するためには合意をしっかり履行していくとともに、事実ではないことが報道され、合意の精神を損なうことがないよう、きちんと管理する必要がある」と表明。「今年が新しい韓日関係を切り開く元年になるよう、安倍首相(아베 총리)と協力していくことを期待する」とした。これに対し、安倍首相(아베 총리)は日本でも慰安婦合意に対する反対が多いとして、両国関係が未来志向になることに期待を示した。徐氏はヘイトスピーチ(憎悪表現:헤이트 스피치)など、嫌韓デモ(혐한 시위)への関心や法的な規制を要請。安倍首相(아베 총리)は議員らと協力し、解決に努める姿勢を示したという。会談には韓日議員連盟所属の与野党議員や柳興洙(ユ・フンス:유흥수)駐日大使(주일대사)、日韓議員連盟(누카가 후쿠시로)の額賀福志郎(누카가 후쿠시로)会長や河村建夫(가와무라 다케오)幹事長らが同席した。