韓国料理コンテスト 日本など15カ国参加

2014年06月28日 16:31

韓国外交部(외교부)と全羅北道(전북도)が共同開催する韓国料理コンテスト「GLOBAL TASTE OF KOREA CONTEST 2014 (2014 지구촌 한국의 맛 콘테스트)」の予選が熱気を帯びている。2回目となる今年は9月22日~30日に全羅北道・全州の国際韓食調理学校(국제한식조리학교)で開かれる。日本(일본)、中国(중국)、イタリア(이탈리아)、スロバキア、ベルギー(벨기)、英国、米国(미국)、メキシコ(멕시코) 、チリ(칠레)、トルコ(터키)、エジプト、南アフリカ共和国(남아프리카공화국)、マレーシア(말레이시아)、フィリピン、オーストラリアの15カ国での予選を勝ち抜いた15人の出場者が韓国料理の腕前を競う。5月18日のマレーシア(말레이시아)予選を皮切りに来月中旬まで開催中の予選では、参加者らが本選進出をかけて激しい競争を繰り広げている。特にチリ(칠레)では同大会の人気が予想以上に高く、5月に行われた予選は1次予選を通過した30人を対象に2次予選を実施するほどの反響ぶりだった。本選出場者には主催者側から韓国料理本が提供され、9月の本選に備え2カ月間準備を進める。9月30日の決勝大会の優勝者には賞金1万ドル(約100万円)が贈られる。また、本選出場者は全員、外交部の韓食(韓国料理)名誉広報大使に任命され、故国で韓国料理を広める役割を果たすことになる。全羅北道関係者は「現在、各国で行われている予選は、現地の住民だけでなくメディアからも高い関心を集めている」と伝えた。予選と本選の全過程は撮影され、10月に韓国の放送局MBCが特集番組を放送する予定だ。