韓国のサラリーマンの金欠
2013年06月20日 19:08
韓国のサラリーマンの7割が、自分のことを常にお金に困っている「プア族」と考えていることが分かった。リクルート情報サイトのサラムインが20日、サラリーマンを対象に実施した調査の結果を明らかにした。それによると、「あなたはプア族に属すると思いますか」との質問に、回答者799人のうち71.5%が「そう思う」と答えた。このうち、「働いても暮らしが楽にならないワーキングプア」という回答が57.6%(複数回答)で最も多い。そのほか、「老後の生活費が十分ではないシルバープア」(22.8%)、「無理な借り入れでマイホームを手に入れた後、生活が苦しくなったハウスプア」(11.9%)、「海外旅行やショッピングなど過剰消費で生活が苦しいショッピングプア」(9.3%)などの回答も多かった。その理由として、「給与が少ない」(61.1%、複数回答)をはじめ、「現在の状況を改善する方法がない」(23.6%)、「雇用が不安定」(19.4%)、「財テクが順調でない」(16.5%)などが挙がった。回答者の40.3%が給与の引き上げを求めており、その増額幅は年間で平均1893万ウォン(約160万円)と集計された。果たして現実性がある数字なのだろうか?