釜山国際映画祭 日本からも多くの映画人が参加
2016年09月17日 18:57
来月6日に開幕が迫った第21回釜山国際映画祭(제21회 부산국제영화제:BIFF)には世界各国から多くの映画関係者が訪れる。今年はとりわけ、日本から多くの映画人が参加する。BIFFによると、「ラスト・サムライ(라스트 사무라이)」(2003)、「インセプション(인셉션)」(2010)など米ハリウッド映画で活躍する日本の俳優、渡辺謙(와타나베 켄)が出席する。渡辺謙(와타나베 켄)は主演映画「怒り(분노)」がアジアの巨匠監督の作品を上映する「ガラ・プレゼンテーション(갈라 프레젠테이션)」に招待された。また、同じくガラ・プレゼンテーション(갈라 프레젠테이션)で上映される日本アニメ「君の名は。」で声優を務めた上白石萌音と神木隆之介も釜山を訪問する。「君の名は。」は、「ほしのこえ」(2002)や「秒速5センチメートル」(2007)などの作品で、日本の次世代アニメーションをけん引する人物として注目されている新海誠監督の最新作。新海監督も来韓する。「オーバー・フェンス(오버 더 펜스)」に主演したオダギリジョー(오다기리 죠)も出席する予定だ。さらに、是枝裕和(고레에다 히로카즈)監督が「特別対談:アジア映画の連帯を語る(특별 대담: 아시아영화의 연대를 말한다)」に出席し、イ・チャンドン(이창동)監督とアジア映画の発展について対談する。そのほか、「ダゲレオタイプの女(은판 위의 여인)」がガラ・プレゼンテーション(갈라 프레젠테이션)に招待された黒沢清(구로사와 기요시)監督も来韓する。