釜山で韓中日児童友好絵画展
2015年06月29日 20:19
日本、中国、韓国の子どもたちが平和をテーマに描いた作品を展示する「第3回日中韓児童友好絵画展(제3회 한중일 아동 우호 그림전)」が29日、釜山で開幕した。来月12日までは釜山市民公園ミロ展示室(부산시민공원 미로전시관)で、同16~29日はBNK釜山銀行ギャラリー(BNK 부산은행 갤러리)で開催される。会場には3カ国の幼稚園児や小学生の作品307点が展示されている。釜山国際交流財団(부산국제교류재단)は、優秀な作品を提出した韓国の児童を8月と9月に中国と日本に送り、交流展を開く予定だ。当初は日本と中国の児童を韓国に招いて交流展を開く予定だったが、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大を受け、計画を変更した。同財団のキム・ヨンチュン事務総長は「今は日韓間、日中間で歴史問題と領土問題による緊張と不安状態が起きている。子どもたちの交流を通じ日中韓の平和と友情が定着することを期待する」と述べた。絵画展は日中両国間で約20年にわたり開催され、2013年から韓国が加わった。