総連代表が平壌到着

2016年05月01日 20:23

北朝鮮が6日からの開催を予定している朝鮮労働党大会(조선 노동당 대회)に、在日本朝鮮人総連合会(재일본조선인총연합회:朝鮮総連)が代表団を派遣した。北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞(노동신문)」は1日、「総連大阪府本部(총련 오사카부 본부)の夫永旭(プ・ヨンウク:부영욱)委員長を団長とする在日本朝鮮人祝賀団が4月30日に平壌に到着した」と報じた。夫氏は2014年7月に金日成(キム・イルソン:김일성)主席の死去から20年になるのに合わせ、朝鮮総連の代表として訪朝している。労働新聞は平壌空港で党中央委員会の金英哲(キム・ヨンチョル:김영철)書記らが朝鮮総連の代表団を迎えたと報じた。ただ、具体的な代表団の規模は公開しなかった。一方、日本政府は核実験や事実上の長距離弾道ミサイルの発射を強行した北朝鮮に対する独自制裁を行っており、許宗萬(ホ・ジョンマン:허종만)議長をはじめとする幹部など22人に対して訪朝後の再入国を原則禁止している。