真冬に咲く済州のスイセン
 
           
              2016年01月26日 17:53    
              									
              
              					
              
              
              
		
		      
                        
                			
              
              
                      
            
          
        済州(チェジュ:제주)のスイセン(수선화)は白い花びらに黄色い副花冠が重なって香りが良い。漢拏山(ハルラサン:한나산)に雪が舞うこの頃、道端にたくさん咲いていて旅人を楽しませている。スイセンが好きだった朝鮮時代(조선시대)の文人・金正喜(キム・ジョンヒ:김정희)は、済州に島流しされた際に咲き乱れていたスイセン(수선화)を見て感心し、友の権敦仁(クォン・ドンイン:권돈인)に送った手紙にこのように書いた。「スイセン(수선화)は世の中で見物に値する立派なものです。山と野原、畑とあぜの間に、まるで白い雲が敷かれているように、白い雪が広大に積もっているようです」済州の翰林(ハンリム:한림)公園はスイセン(수선화)を1月の花に選定して50万本を植えた。


