景福宮横に伝統文化体験空間造成

2015年08月21日 23:37

大韓航空(대한항공)が所有する景福宮(경복궁)横の敷地(ソウル市鍾路区)に、韓国伝統文化を体験できる複合文化空間(복합문화 공간)「K-Experience」(仮称)が造成される。文化体育観光部(문화체육관광부)の金鍾徳(キム・ジョンドク:김종덕)長官は18日、こうした事業を柱とする「文化隆盛計画」を発表した。同部の記者会見に同席した大韓航空のチョ・ソンベ常務(조성배 상무)によると、K-Experienceの施設は地下3階、地上4~5階建てで、1万1000坪(約3万6400平方メートル)に上る敷地全体を開発する形で造成される。韓国の伝統美を生かしながら、若者にも受け入れられるよう先端技術も取り入れる。2017年までに第1段階の工事を終える計画だという。一方、文化体育観光部の計画には、ソウル市松坡区のオリンピック公園にある公演場、体操競技場(체조경기장)を17年までに、1万5000席規模の野外舞台となるアリーナ型K-POP公演場(아레나형 케이팝 공연장)にリニューアルすることも盛り込まれた。