昌原にSM複合文化タウン 2020年完成予定

2016年06月22日 20:09

韓国大手芸能事務所のSMエンタテインメント(SM엔터테인먼트)が運営者として参加する「SM複合文化タウン(창원 문화복합타운)」が、南東部の慶尚南道昌原市に誕生する。同市の安商守(アン・サンス:안상수)市長が21日、ソウル市内で会見を行い、建設計画を発表した。計画によると、2020年をめどに市が所有する土地に地下4階、地上9階建ての複合施設を建設する。施設には韓流体験スタジオや芸能人の関連グッズ販売所、ホログラム公演場(홀로그램 공연장)、コンベンション会場(컨벤션 시설)、ホテルなどが入る。同市とSM側は施設完成後、外国人を対象に韓流体験や同地域の観光を1度に楽しめるツアーを運営する予定だ。SMは昨年1月、外国人観光客らがさまざまな韓流コンテンツを体験できる複合文化空間「SMTOWN@Coexartium (SMTOWN 코엑스 아티움)」をソウル・三成洞にオープンした。同市によると、SM複合文化タウンはこれよりもさらに規模が大きくなるという。SM側は釜山の金海空港に近く、毎年K‐POPワールドフェスティバル(K-POP 월드 페스티벌)が開かれる同市が地方における韓流の拠点にふさわしいと判断し、事業への参加を決めたという。