日韓海底トンネル建設問題、釜山で公論化

2016年08月19日 18:45

日韓海底トンネル建設問題(한일 해저터널 건설문제)に対する体系的かつ深みのある公論化に向けた試みが釜山(プサン:부산)で始まる。18日、釜山木曜学術会(부산 목요학술회)とグローバルフォーラム(글로벌포럼)は、今月26日に釜山市議会会議室で第1回日韓トンネル・ラウンドテーブル(제1차 한일터널 라운드 테이블)を開催して韓日海底トンネル建設問題(한일 해저터널 건설문제)について話し合うと明らかにした。この日開かれるラウンドテーブル(라운드 테이블)では、日韓トンネル研究会(한일터널연구회)のソ・ウィテク(서의택)共同代表が「日韓海底トンネルの議論と課題(한일 해저터널 논의와 과제)」というテーマで発表を行い、出席者討論が開かれる予定だ。日韓海底トンネル(「한일 해저터널」は韓国と日本をつなぐ海底トンネル(해저터널)を建設する計画だ。これまで日本側のトンネル研究会(일한터널연구회)から提案された路線は3案ある。1つ目は巨済市一運面(コジェシ・イルンミョン:거제시 일운면)付近から始まり対馬南部(쓰시마 남쪽)と壱岐島(이끼섬)を経て東松浦半島をつなぐ209キロの路線だ。2つ目は巨済市南部面거제시 남부면付近から始まり対馬下島(쓰시마 하도)と壱岐島(이끼섬)を経て東松浦半島동송포반도をつなぐ217キロの路線と、3つ目は釜山影島(プサン・ヨンド부산 영도)から始まり対馬上島北端と南端(쓰시마 상도 북단과 하단)を経て壱岐島(이끼섬)を通り東松浦半島(동송포반도)をつなぐ231キロ区間で、それぞれ長短所がある。ソ代表は「今後、日韓海底トンネル問題は両国国民の情緒や歴史・領土問題、過度な工事費・分担金問題、最終路線の確定問題などの克服すべき課題が多い(앞으로 한일 해저터널 문제는 두 나라 국민의 정서, 과거역사·영토 문제, 과도한 공사비와 분담금 문제, 최종 노선확정 문제 등 극복해야 할 과제가 많다)」とし「今回のラウンドテーブルが日韓海底トンネル建設問題を公論化する契機になればと思う(이번 라운드 테이블이 한일 해저터널 건설 문제를 공론화하는 계기가 됐으면 한다)」と伝えた。