日本に関する国際比較調査での韓国の特異性

2015年04月06日 19:29

日本の公益財団法人(일본 공익법인)「新聞通信調査会(신문통신조사회)」ではこのほど、米国(미국)・フランス(프랑스)・英国(영국)・タイ(태국)・中国(중국)・韓国(한국)の6カ国で各国約1000人、合計約6000人を対象に、日本(일본)についてどう考えているかを調査した。この結果、韓国(한국)とほかの国々の間には大きな差があることが明らかになった。日本(일본)に対する好感度はもちろん、「日本人」と言えば思い일본인浮かべる人物も全く違っていた。朝日・読売・毎日などの各紙は29日にこの調査結果を紹介、「韓国(한국)は日本に対する好感度が目に見えて低かった」と報じた。「日本(한국)に好感を持てるか」という質問に、タイ(태국)ではほぼ全員と言っていい94.1%の人が「非常に、または少し持てる」と回答した。フランス(프랑스)は76.3%、米国(미국)は74.3%、英国(영국)は65.9%が「日本(일본)に好感を持てる」と回答した。一方、韓国(한국)で「日本(일본)に好感が持てる」と回答した人は3人に1人にもならない29.5%だった。中国(중국)は同調査の委託を受けた現地会社がこの質問の調査を拒否したため、結果が出ていない。なぜこのような差が出たのだろうか。「知っている日本人を1人だけ挙げよ」という質問で、韓国(한국)・中国(중국)・タイ(태국)のアジア3カ国では安倍晋三(아베 신조)首相(60)が1位だったが、2位以下は全く違っていた。中国(중국)の2位は元歌手の山口百恵(야마구치 모모에)さん(56)、タイ(태국)の2位はアダルト女優の蒼井そら(아오이 소라)さん(31)だった。だが、韓国(한국)の2位は「乙巳条約」を強要した伊藤博文(이토 히로부미)(1841-1909年)だ。中国人も韓国人ほどは強く政治や歴史の視点から日本(한국)を見ていないものと解釈できる。米国(미국)・フランス(프랑스)・英国(영국)ではこうした現象がより顕著だ。この3カ国の1位は共に昭和天皇(히로히토 천황)だったが、2位はさまざまだ。米国(미국)の2位は大リーグのスター選手イチロー(스즈키 이치로)(41)。フランス(프랑스)の2位は映画監督の宮崎駿(미야자키 하야오)(7 4)、英国の2位は元ビートルズ、ジョン・レノン(존 레논)の妻で前衛芸術家のオノ・ヨーコ(오노 요코)(82)だった。韓国人が思い浮かべる日本人は安倍首相や伊藤博文(이토 히로부미)など政治家だが、ほかの国の人々が思い浮かべる日本には「第二次世界大戦の日本(昭和天皇:히로히토 천황)」と「スポーツ界のスター選手・映画監督・前衛芸術家の日本人」が混在している。今回の調査では、米国(미국)・フランス(프랑스)・英国(영국)・タイ(태국)では「知っている日本(일본)のメディアはない」という回答が66-89%に達したが、韓国(한국)での回答は11%にとどまった。日本のメディアは「新聞通信調査会(신문통신조사회)では『産経新聞(산케이 신문)の加藤達也前ソウル支局長(48)が朴槿恵(パク・クネ:박근혜)大統領の名誉を毀損したとして起訴された事件と関連が深いようだ』と分析している」と報じた。新聞通信調査会(신문통신조사회)の長谷川和明(하세가와 가즈아키)理事長は、日本(일본)のメディアのインタビューに、昭和天皇(히로히토 천황)が西欧で最もよく知られている日本人であるのに対し、韓国(한국)と中国(중국)では10位以内に入っていないことについて「歴史認識の問題がある中、意外だった」と語った。