大みそかにソウルで除夜の鐘
2013年12月29日 23:39
ソウル・鍾路の普信閣(보신각)で31日夜から除夜の鐘(제야의 종)突きが開かれる。ソウル市が29日、発表した。鐘突きには朴元淳(パク・ウォンスン:박원순)市長をはじめ市関係者や11人の市民代表が出席する。普信閣の特設ステージでは鐘突きの前後に多彩な公演も行われる。ソウル市は当日、10万人以上が集まると予想し、会場周辺の地下鉄とバスの運行時間を延長する方針だ。ソウル市内の区間を運行する地下鉄1~9号線は元日の午前2時(終着駅)まで運行が延長される。ただ、コレール(韓国鉄道公社)労働組合のストライキが続く場合、1号線に乗り入れている京釜線や京仁線などは運行時間が延長されない可能性があるため、ソウル近郊の仁川市や京畿道方面に向かう場合はあらかじめ広域バスの運行時間を確認し、利用するよう呼び掛けた。事故防止のため普信閣の最寄駅の地下鉄1号線鍾閣(종각)駅には停車しない。会場に近い鍾路종로や光化門광화문周辺を運行する市内バス44路線も元日の午前2時まで運行時間が延長される。また、31日午後11時から元日の午前1時30分までは鍾路(종로)、清渓川路(청계천)、武橋路(무교로)など鍾路一帯の道路が全面通行止めとなる。