外国の学者が分析した「朝鮮・東医宝鑑・韓流」
2014年11月07日 23:15
壬辰倭乱(임진왜란:慶長・文禄の役)以後の1763年、日本から出された『朝鮮年代記(조선연대기)』に朝鮮はどのように描かれているのだろうか。『東医宝鑑(동의보감)』は、朝鮮の外の国でどのように解釈して読まれたのだろうか。また最近の韓流(한류)は、東アジアの大衆文化(대중문화)の流れにどのように寄与しているのか。こうした韓国に対する東アジアの視線をテーマにした国際学術会議(국제학술회의)が開かれる。7~8日、ソウル延世(ヨンセ:연세)大学の張起元国際会議室(장기원국제회의실)で開かれる「東アジア文化の中の韓国(동아시아 문화 속의 한국)」学術会議(학술회의)だ。東北アジア歴史財団(동북아역사재단)(キム・ハクチュン理事長김학준 이사장)と東アジア史研究フォーラム(동아시아사연구포럼)(ペク・ヨンソ運営委員長백영서 운영위원장)が共同主催する。韓国・中国・日本・台湾の学者20人が10本の論文を発表する。各国の文献に出てくる韓国の姿を近代以前・近代・21世紀に分けて調べる。中国の復旦大(푸단대)の邵毅平(샤오이핑)・教授、日本の日本大学(니혼대)の倉員正江(쿠라카즈 마사에)教授、順天郷(スンチョンヒャン:순천향)大学のパク・ヒョンギュ(박현규)教授らが発表をつとめる。ペク・ヨンソ(백영서)延世大教授は「東アジア史研究フォーラムは韓中日の学者が2008年に作った民間レベルの集まりで、持続的な研究を通じて共通の歴史認識を持つことが目標」と明らかにした。