元FIFA副会長の鄭夢準氏 ソウル市長選で与党候補に
2014年05月21日 18:14
韓国与党セヌリ党(새누리당)は12日、6月に実施されるソウル市長選の党公認候補選出大会を開き、重鎮の鄭夢準(チョン・モンジュン:정몽준)国会議員を選出した。公認候補には金滉植(キム・ファンシク:김황식)前首相、李恵薫(イ・ヘフン:이혜훈)最高委員も名乗りを挙げていた。ソウル市長選は6月4日投開票の統一地方選で最も注目される選挙の一つ。鄭氏は最大野党・新政治民主連合(새정치민주연합)所属で再選を目指す朴元淳(パク・ウォンスン:박원순)市長と事実上の一騎打ちになる。選出された鄭氏は「必ずソウル市を奪取する」と意気込み、雇用と福祉を充実させると強調した。鄭氏は投票で代議員、党員・国民選挙人団と世論調査の結果を合わせ、計3198票を獲得しトップとなった。金前首相は958票、李最高委員は342票だった。統一地方選では、ソウルなど主要8都市(特別・広域市)と9道、それ以外の全国市郡区(基礎自治体)の首長、議員、教育監(教育庁トップ)が選出される。