フジテレビが「でたらめ字幕」で謝罪
2015年06月30日 18:58
フジテレビ(후지TV 방송사)が韓国関連の特集番組で、韓国人へのインタビュー内容について実際の発言と異なる字幕を流した問題で、同局は29日、ウェブサイトの該当番組紹介ページに「お詫び(사과문)」という題名の文を掲載した。問題の番組は5日に放送された金曜プレミアム「池上彰緊急スペシャル!(이케가미 아키라 긴급 스페셜)」。番組は「知っているようでよく知らない韓国のナゾ(알고 있는 것 같아도 모르는 한국의 불가사)」をテーマに扱った。番組では韓国人に日本について話を聞くためソウルで行った街頭インタビューの様子も放送された。インタビューでは、女子高生が韓国語で「文化がとても多いです。そして外国人が本当に多く訪問しているようですね(문화가 정말 많아요. 그리고 외국인이 정말 많이 방문해 주시는 것 같아요9」と語ったが、字幕は「嫌いですよ。だって韓国を苦しめたじゃないですか(싫어요. 왜냐하면 한국을 괴롭혔잖아요)」と流れた。同局はお詫びで「編集作業でのミスに加えて、最終チェックが不十分であったため、誤った映像を放送してしまいました(해당 출연자들이 실제로 자막에 나온 말을 한 것은 사실이지만 편집 과정에서 최종 점검이 미진해 잘못된 영상을 방송했다)」とした上で、「視聴者の皆様、インタビューにご協力いただいた方々、並びに関係者の皆様にお詫び申し上げます」としている。また発言と異なる字幕は番組側が作り出したものではなく、インタビューに応じた人が実際にしたものと説明。故意ではなく、編集上のミスだったと主張した。