トヨタ新型プリウス 韓国で発売

2016年01月21日 17:31

圧倒的な低燃費で世界のエコカー市場(친환경차 시장)をけん引するトヨタ自動車(도요타자동차)の「プリウス(프리우스)」の4代目が2月末にも韓国で発売される。これに先立ち現代自動車はこのほど韓国車で初となるエコカー専用車「アイオニック(아이오닉:IONIQ)」のハイブリッド(하이브리드)車(HV)を発売。韓国市場で2車種が全面対決することになる。トヨタ関係者は「4代目プリウス(4세대 프리우스)を韓国で2月末、遅くとも3月末には発売する方針だ」と話した。自動車業界ではアイオニック(아이오닉)と新型プリウス(신형 프리우스)が激しい争いを繰り広げるとみている。アイオニック(아이오닉)HVの燃費は同等級で最高レベルの1リットル当たり22.4キロ(15インチタイヤ)。新型プリウス(신형 프리우스)の燃費と拮抗するという。アイオニック(아이오닉)は新型エンジンと電気モーターの特性に最適化したハイブリッド(하이브리드)専用の6速DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)も新たに搭載した。また超高張力鋼板を53%採用している。一方、プリウス(프리우스)は1997年の発売開始から、これまでに約350万台を売り上げている。全長はアイオニック(아이오닉)より80ミリほど長く、アイオニック(아이오닉)にはないヘッドアップディスプレー(HUD)が採用されている。新型プリウス(프리우스)が現在販売中の3代目プリウス(프리우스)と同水準の価格帯であれば、アイオニック(아이오닉)のほうが新型プリウス(신형 프리우스)より600万ウォン(約58万円)以上安くなるとみられる。自動車専門家は、アイオニック(아이오닉)の価格競争力と革新性、新型プリウス(신형 프리우스)の検証された製品力の対決になると指摘。最終的には燃費が勝敗を分けると予想した。