ソウル市中に虫の大群
2013年06月03日 19:52
ソウル市狎鴎亭洞(アプクジョンドン:압구정동)のロデオ通り(로데오거리)一帯の商人が虫の群れの襲来に悩んでいる。 先月31日にSBSで放映された「気になる話Y」では、2年前から夜になると狎鴎亭洞に出没する別名「狎鴎亭虫(압구정 벌레)」に関する内容が紹介された。 深夜になると狎鴎亭洞のロデオ通りには巨大な虫の大群が吹雪のように現れる。「ティンカーベル(팅커벨、동양 하루살이)」とも呼ばれるこの虫は、明かりのある所であればどこにでも出没するため、周辺のブランドショップや商店が営業できなくなるほどであるという。きれいな水がある所に主に生息するこの虫は、人に直接的な被害を与えることはないという。だが、謎の虫の大群が狎鴎亭洞のど真ん中に現れると、華麗なショーウィンドーの明かりは消え、ロデオ通りは人々の悲鳴で混乱する。 専門家らはこの虫の大群につちえ、過去に漢江(ハンガン:한강)上流だけに生息していたが、漢江の水質が改善されたことで活動範囲が広がったものと判断されている。