ソウル・三清閣の伝統家屋 リフォーム

2014年12月07日 19:31

ソウル市は7日、伝統文化施設(전통문화시설)「三清閣(삼청각)」のメーンとなる「一和堂(일화당)」を来年3月までに高級施設にリフォームすると発表した。三清閣(삼청각)は1972年に城北区に建設され、現在は行政資産として管理されている。2001年のリフォームから14年がたち、主な設備が頻繁に故障するため、維持管理費が膨らんでいるという。また、先ごろソウル市の「未来遺産(미래유)산」に登録され、保存のための体系的な管理が急務となっている。一和堂は6棟の伝統家屋の一つで、韓国料理レストランやカフェ、公演場がある。市は来年1月から15億8000万ウォン(約1億7000万円)を投じて一和堂(일화당)をリフォームし、インテリアも改装する計画だ。厨房やレストラン、カフェ施設を全面的に改善し、高級な雰囲気を演出する。公演場も老朽化が深刻なことから、照明や音響設備、空調設備、ボイラーなどを入れ替える。